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自宅サーバー構築記


30.VMwareへのVine3.2フルインストールなど

a. はじめに

  • VMWareなるものの存在を知りさっそく使ってみたくなった。お試し版をダウンロードしてWindows Server 2003にインストールする。ゲストOSはVine Linuxの最新バージョン3.2をインストールすることにした。以下はその時の備忘メモです。

b. Vine Linux 3.2のインストール

  • 今回はVMwareにVine3.2をフルインストールするのでブートディスク 、インストールCDを作成するところからはじめた。方法はVine3.0の時の方法と同じ。

cd /root
wget -np -m ftp://ftp.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/Vine-3.2/CDIMAGE/Vine32-i386.iso ⇒ CD-ROMイメージデータ
wget -np -m ftp://ftp.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/Vine-3.2/i386/images ⇒ ブートディスクを作るためのカーネルイメージ
cd /root/ftp.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/Vine-3.2/i386/images
makeFD.sh (CD-ROMまたはローカルハードディスクからのインストールを選択)

  • はまったコトはiptablesの定義がひっかかりwgetでダウンロードできなかったことだ。iptablesの定義を変更するのは面倒だったので一度クリアしてダウンロードした。以後注意!
  • VMWareでのインストールはXWindowの定義にとまどった以外はスムースだった。Vine3.2ではXWindowの定義が間違っていても自分でディスプレイ装置を検出して定義を修正してくれるみたいだ。3.1では定義をミスると画面が真っ暗になる。またVMwareの中でXWindowのテストを行おうとするとハングした。

c. インテリジェントマウスの定義

  • mouseの設定を汎用マウス(PS/2)にしていまったためホイール機能がつかえない。汎用ホイール(PS/2)を選択すればよかったのだが/usr/X11R6/lib/X11/xorg.confファイルを直接修正してみた。Section "InputDevice" のマウスのプロトコルを ps/2 → imps/2 に変更する。setupコマンドでマウスの定義を汎用ホイール(PS/2)にしても結果は同じ。

d. 既存サーバとのファイル共用

  • Vine3.2 on VMWareと既存サーバ(o-hat.net)との間でファイル共用をしたい。そのために既存サーバ側でNFSサーバを新規に立ち上げた。参考サイトは「Linux NFS-HOWTO」。サーバ側の定義としては定義ファイル/etc/exportsにクライアント(Vine3.2 on VMWare)の共有ディレクトリ名、共有先のホスト名(IPアドレス)、オプションなどを定義するだけ。あとは/etc/hosts.allow に portmap:IPアドレス を追加。
  • クライアント側ではmountコマンドを発行してサーバで共有可能にしたディレクトリをマウントする。

mount サーバのIPアドレス:/ディレクトリ名 /マウントポジション

e. Webmin1.230をインストール

  • いつからかわからないがWebminは標準コンポーネントではなくなったようだ。やはりWebminがないといろいろ不便なためWebmineサイトから最新版をダウンロード。インストールすることにした。方法は「5.パッケージのアップグレードとトラブル」を参照した。何のトラブルもなく動いてくれた。

# tar xvzf webmin-1.320.tar.gz
# cd webmin-1.320
# ./setup.sh /usr/local/webmin

f. VMWare Toolsのインストール

  • VMware Toolsをインストールすると何かと便利らしい。効用はよくわからないが画面左下にワーニングメッセージが表示されるのがうっとうしい。VMWare ToolsはあくまでもゲストOSにインストールされるのでゲストOS自身がインストールされ、起動されていないといけない。VMWareのメニューから「VM」→「VMwareのインストール」を選択すると仮想CD-ROMが自動的にマウントされ画面にCDのアイコンが現れる。最初これに気づかず困惑した。アイコンをクリックするとインストールファイル(xxx.rpmとxxx.tar.gz)が存在することがわかるが、そこからはコマンドで処理した。途中いろいろ確認がもとめられるが全てエンター。途中の経過は後で参考になるとおもったので/usr/local/src/vmwareTools.memo(自作ファイル)として保存した。

g. 他端末からVine3.2 on VMwareのApacheにアクセス

  • ルータのDHCP機能で割り当てられたアドレスをブラウザで参照するとapacheのテストページが表示される。ルータのアドレス変換の定義を変更すれば外部からのアクセスも可能になるだろう。

h. ルータのDHCPの定義を手動に変更しておく

  • ネットワーク接続機器の変更でIPアドレスが変更になると厄介なのでMACアドレスとIPアドレスの対応を自動から手動に変更しておく。VMware中のゲストOSのMACアドレスがどうなるかわからなかったがルータはそれを認識していた。VMwareのネットワークアダプタの設定はデフォルトの「ブリッジ:物理ネットワークに直接接続」となっている。他のオプションにしたらどうなるのかは実験していないが興味あるところだ。

i. 感想と今後の展開

  • 今回初めてVMware(Windows)を使ってみたがインストールは簡単だし、設定も難しくない。スピードも遅くはない。これはかなり使えるかもしれないというのが感想だ。ただメモリに関してはホスト+ゲストで使用する容量をしっかり準備しておかないといけない。ソフト料金+メモリ代 ≒ 新規マシンという気もするので悩むところだが、メンテナンスや維持費を考えると乗り換えたほうがいいような気がしてくる。

j. 追記

  • ブートディスクとインストールCDを使って既存サーバのバージョンアップを行った。カーネルも自動的に更新されるし媒体があればこの方法が一番簡単だと思った。

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