自宅サーバー構築記
25. Vine Linux 3.0 のインストールなど
a. 何気ないインストールミス
- 最初はapt-get update,apt-get dist-upgradeでインストールしようとしたが、"未解決の依存"の問題がいくつか発生した。「apt-get -f installの実行を試してください。」とあるので何気なく実行するが、その後、画面がフリーズ。キーボード、マウスの入力ができなくなる。しかたないのでリセットボタンを押す。Ctrl+Alt+Deleteが使えれば問題は起きなかったが、後の祭り。ハードディスクに問題発生。Vine2.5のインストールCDのレスキューモードを使ってリブートする。レスキューモードでは/dev/hda2が/mnt/sysimageとしてマウントされているのでumountしfsckを実行する。
umount /dev/hda1
umount /dev/hda2
fsck -t ext2 /dev/hda1
fsck -t ext2 /dev/hda2
- もう一度、最初からapt-getをやってみようとコマンドを打つと、apt-getが使えない。削除されたようだ。rpm版をダウンロードしてインストールしようとしたが、依存関係にあるプログラムが山のようにあり、とても手作業ではできそうもない。そもそも2.64から3.0へのアップグレードにapt-getで対処できるのかということもよく分っていない。今までこの方法しかやったことがないので、他の方法がわからない。Vineのホームページを見ていると、V2.6のアップグレードの手順がある。それによると、ftpでインストールCDデータをダウンロードできるらしい。あとはブートディスクを作成すればアップグレードインストールができるようになる。さっそくやってみる。以下はそのときのコマンド。
cd /root
wget -np -m ftp://ftp.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/Vine-3.0/CDIMAGE/Vine3.0-i386.iso ⇒ CD-ROMイメージデータ
wget -np -m ftp://ftp.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/Vine-3.0/i386/images ⇒ ブートディスクを作るためのカーネルイメージ
fdformat /dev/fd0 なぜかWindowsでformatしていないとエラーになる
cd /root/ftp.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/Vine-3.0/i386/images
makeFD.sh (CD-ROMまたはローカルハードディスクからのインストールを選択)
- ブートディスクを使ってブートしメニューに従って進む。今回CD-ROMイメージはハードディスクに存在するのでそのディレクトリ(Vine3.0-i386.isoを含むディレクトリ)を指定する必要がある。実はCD-RWにVine3.0-i386.isoを書き込んでCD-ROMからインストールしようとしたがうまく認識してくれない。しかたなくハードディスクからインストールすることにした。
b. murasakiは必要
- これで無事にVine3.0が動き出した。以前セキュリティの見直しで必要なサービスだけを動作させるようにチューニングを行ったが今回も不要なサービスを止めることにした。この時愚かにもmurasakiを起動しない設定にしてしまった。murasakiは「HotPlug対応モジュールの自動ロード、アンロード」するというものでUSBテ゛ハ゛イスを使っている場合は必要になるようだ。確か以前は起動させていたのにその存在を忘れてしまった。これによってLOGON画面でユーザIDの入力ができない状態になる。またしてもVine2.5のインストールCDの出番となる。以下のコマンドでmurasakiを起動するように指定することで解決。
chkconfig --add murasaki
chkconfig --list
c. 影響いろいろ
- 今回からpostgreSQLがパッケージに含まれなくなった。これが原因なのかよくわからないが、postgresというユーザIDが削除されてしまった。またpostgreSQL7.3.1が要求するreadline(libreadline.so.4.1)がバージョンアップしたことでエラーになる。またpostgreSQLのperlモジュールがperlのバージョンアップによって無効になってしまった。これによってMovableTypeが動かなくなった。ユーザpostgresは新たに作成し、readlineはpostgreSQL専用に再インストール。DBI-1.38とDBD::Pg 1.31を再度インストールすることで回復。以下はreadlineのインストール時のコマンド
tar xzvf readline-4.1.tar.gz
cd readline-4.1
./configure --prefix=/usr/local/postgres
make
make install
make shared
make install-shared
- Vine3.0のインストールの影響と思われる現象は他にもある。まずnamazu.cgiが/home/httpd/cgi-binから消えていた。またrootの.bash_profileが.rpmsaveが付加されて保存され新しいものにかわっていた。
HOME>インデックス
|